こんにちわ


どうにもASTIA(ソフト)を使いこなしたいと奮闘しております。

私自身、DTPが日本で普及する初めのころにPhotoShopやデジタル写真を触りだしたので、どうにも「印刷」を意識した写真の色具合が意識のどこかに染みついています。

全般的にズラっと撮ったものを眺めていると、やっぱり色の濃く誇張されたような陰影の多い写真が多く、色のノリが薄くて淡く、印刷した時に色が飛んでしまうような色合いで構成されている系統の写真っていうのは少ないな、って自分でも感じています。

いわゆる女子カメ風の写真っていう奴、コレがまだまだ身についていない。

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FUJIFILM X-T10 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II : F5.6 1/240s ISO200. +1&1/3EV
F1b/Studio Portrait Smooth Skin Tone (Astia) AWB HT-2 ST-2 COL-2 SH-2 NR+1
#FUJIFILM の出す絵は「とにかく水が綺麗」


でも、嫌いなわけではなく、むしろ良いなぁ、と憧れていたりします。一世を風靡した「エアリー」という単語と共にあるあの独特な薄く淡い、でも穏やかで鮮やかな印象的な色の作り、なんとかモノにしたいなぁ、とも思っています。

思うに、それは単にハイキーなAdv. のスイッチを入れるだけとは違うと感じます。


まぁ、私の場合、その模索過程で、どっちかというとクラシッククローム系の「アンティーク調」に近い色の出方の方に目覚めちゃってて、PENTAXQ7/Q-S1ではクロスプロセスで出てくる若干水色系のレトロな感じに走っていたのですが・・・。


ちゃんと理解してみたいと思います。

私なりに感じているエアリーの特徴は、下記。

    1. キラキラする世界を透明感を付けながら描く

    2. 露出オーバーで白い世界なんだけど、主人公は鮮やかに表現されている(つまり私のアンティーク調とはココが大きく違う。彩度は落ちていない)

    3. 落ち着きのある構図なのに風(KAZE)を感じさせる(この感性は見習いたい、とにかく凄い)

あ・・・えっと、私なりの感性で表現してみました。たぶん、撮り方ブックとかにちゃんと書いてあるんでしょうけど、ゴメンナサイ、読んでないです(笑)

google先生が教えてくれる主に山本まりこさんのサンプルの写真を見ながら感じたことを書きました。この人、TVか何かでもチョろっと見たことあるんですけど教え方もうまいですよね。

ちょっと今のを現実のカメラ操作として分析してみたことを以下に書きますが、そんなイメージで撮った写真がコレ。

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FUJIFILM X-T10 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II : F6.7 1/320s ISO200 +2EV
F1b/Studio Portrait Smooth Skin Tone (Astia) AWB HT-2 ST-2 COL-2 SH-2 NR+1

    1. キラキラする世界:大きなボケ玉を出し過ぎず、でも若干活かしつつ、白のキャンバスに描くような背景や距離を取った背景を選ぶ

    2. 透明感:露出を上げ、彩度を残してハイキーにしながらも多彩な前ボケ色の組み合わせと逆光を使う

    3. 主人公を鮮やかに表現:主に対象の大きなメインにし、色のバランスに気を付け、時に水色か緑のWB変化をあてる

    4. 落ち着きのある構図:水平線や2:3のバランスや3分割、または対角線上配置などの基本的な配分比に気を配る

    5. 風を感じさせる:主人公に合わせてシャッタースピードと移動ブレを意識し、あえて一部ブレる効果を狙う

こんなんでしょうか。やっぱり本でも読んでみるかな・・・適当過ぎ。

そんな感じを意識しながら今回の蓮の花は、ツボミ、華が開き、そして種へと変わる、そんなイメージで組んでみました。

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FUJIFILM X-T10 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II : F6.2 1/250s ISO400 +1EV
ClassicChrome WB2500Kelvin(アンティーク調)DR100% HT+2 ST-2 COL-2 SH-1 NR+1


ちゃんと身に着けるには色々撮ること、それが一番ですよね。
取り敢えず、もっと精進しますが、やっぱり私はエアリー系を撮ろうとしても、より彩度落とした風の「アンティーク調」で「レトロっぽい雰囲気」を残す撮り方(かつハーフワールドな構図)が好きなんだな、って身に染みて感じる最後の一枚。

無意識なのですが下るイメージを持つ絵には指が・・・アンティーク調を・・・。結局、こう撮っちゃう(笑)

いいところ見つけました。

山本まりこさんの写真:Xのページ


こう言う情報がちゃんとメーカーのページに有りますね。スゴイ。では熟読して真似てみますか。

・・・どうやら、彩度残しのポイントはDR400%とか書いてありますね!!