こんにちわ

 先日の木曜日に「夜の橋をどうとるか(パターンA)」にてお話をした永代橋の続きになります。

 
TOY_X10T1378

FUJIFILM X-T10 XF23mmF1.4 R F1.4 1/14s ISO800 Adv. ToyCamera

前回は普通に撮ってみたのですが、今回のはもうちょっと撮り方をアレンジ。
XF23mm はとても開放絞りが良いレンズなので、ISOを上げすぎずに夜の街を撮れるのですが、少し離れた場所には難しいと思うのです。

遠くを開放で撮ると、やっぱり印象派の絵のようになってしまうじゃないですか。絞りが足らずに。
だから、普通は、思いっきり絞って下記のように点光源からの光芒が綺麗に伸びるくらい出さないとクリアじゃないと思うんですよね。

SIBORI

でも、これだと手持ち出来ないじゃないですか。って夜の橋を撮るのに三脚なしで挑むバカなんですけど、落ち着いて置ける場所があって2秒タイマーとか駆使すれば雰囲気くらい撮れると思っているんですよね。

で、今回はXF23mmで、まだゴムフードを取り付ける前に取りに行っちゃったもんだから、周りの光が少ないところからアドバンストフィルターの『トイカメラ』を使ってみました。

無駄に明るくなってしまうところを、綺麗すぎる絵になるトイカメラフィルターの綺麗な周囲の暗さを使って自然に溶け込む感じを狙ってみたのです。

どうでしょう?
青の色の出方は好みの色になりませんでしたが、屋形船の光とか橋についている小さなライトとかの光は光線が伸びずにソフトになって、反射した波への光の感じと、綺麗な青にならなかった橋の水色のイメージは「まさにレトロ」な良い感じになって、自分的には味のある橋の写真になってると思っているんですが、どうでしょうかね〜。