こんにちわ
 
本日は連写を試してみました。

レンズの細かい性能はXFレンズに比べれば勝る事はないかもしれないけど、手軽な望遠なら任せて、ト言わんばかりのXC50-230mmを使いチャレンジです。

 
RENSYA_SAM

FUJIFILM X-T10 XC50-230mmF4.5-6.7OISII: F4.8 1/400s ISO1000 Pro Neg. Hi

池の中で遊ぶカモちゃんを望遠しつつ連写してみます。彼らは時々羽ばたいて遊んでいるようで、何かの合図なのでしょうか。よく分からないタイミングで1匹が行うと呼応するように他の数匹も羽ばたくんですよね。

XF-ANIME_CL

重くならない程度にGIFアニメ化してみました。ループで少しリアリティが欠けているのですが、まぁ、こんな感じです。

1/400sのスピードでCLモードで連写。1秒ほどでバッファオーバーとなり、追いつかなくなります。
この辺は諦めでしょうね。X-T10の性能は上位機種と比べ、この連写機能の連続性な部分で差別化されていますので、これ以上は望んではダメな所です。

X-T10での連写は、アニメーション的な使い方は動画にしてね、この連写は刹那なタイミングを安易に撮るための補助機能として用いてね、っていう意味が強いと思います。

かくいう今回も羽根が開いて中側にある「青い」部分がきっちり撮れるためには、この連写機能がなければ間違いなく撮ることが不可能でした。

つまり、X-T10の連写機能は、そういう意味で、ココは外したくない、何としてでも撮る、と言う意気込み的な使い方ではなく、これは外せないという負の発想で考えず、ブレ無い写真が手に入りタイミングも合ったらラッキー、と思うことが大切かも知れません。

そういや、K-S1で、OVFのレフ機を使ってた時も、結局小さな窓で正確に狙えたわけでは無いので、同じく漏らさないよう、連写してました。
もちろん同じく、被写体ブレなくきちっと撮れた絵なんて数枚に1つでしたから、高級なフルのレフ機じゃ無いし、気軽に構えていくべきとこですよね。
そこには買う前から解ってて敢えてお金をかけてないわけだし、何もかも望むカメラでは無い気がします。

そのうち、8Kムービーが当たり前になる時代も来るでしょう。それがiPhoneかミラーレス機かどうかは分かりませんが、そんな時代になって、1TBのSDカードが普通に1万程度で普及するようになったら、カメラはカメラの機能より一部をいかにうまく切り出して絵にするか、と言うインターフェイスを問われる機材になるんでしょうね。

そうなる前に、富士のカメラのインターフェイスは、もうちっと練り直す必要があるんじゃ無いかと思います。何なら、お手伝いしましょうか?みたいな気持ちでいっぱいな、チグハグ感が残ってますから、その辺がX-T10の弱点ではないでしょうか。
連写もただ撮るだけで終わってたら、似たような絵がカードにばら撒かれるだけで触りにくいったらありゃしないんですよね。

だから、本当は連写、嫌いなんです。あとの手間増えるから。