こんにちわ

今日は久しぶりに古代蓮のある埼玉のエリアに来ております。 ここはQの時代から訪れる結構好きな場所。
前に訪れた時は ⇒ XC50-230mmOISiiでエアリー風の絵を覚えようとASTIAベースの試行錯誤を繰り返していた去年の8月
ほぼ一年手前ぶりで再来しています。

あの時はASTIAとエアリー風の絵のTRYだけになっていましたが、今回はレンズも増え、色々な撮り方にもチャレンジ。ようやく自分らしさも出てきた感じです。
ahasu12
FUJIFILM X-T10 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR sspd:1/180 F13 ISO5000 ProNega.Std COL:-2 WB:Kelvin Manual EV:+1.67 / H-Tn:+1 S-Tn:+2 SH:-2

今日はその数枚のうち、望遠のXF100-400mmで撮ったものを中心に出しています。

このレンズ、最初に買った時からずっと小雨の日での撮影に持ち出していることが多いような気もします。そして強力な手振れ補正がありますので、手持ちスタイルができ、かつそのおかげか、スローシャッターで雨を写せるのが楽しくてたまりません。

X10T5942b
FUJIFILM X-T10 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR sspd:1/40 F16 ISO1000 ProNega.Std COL:-2 AWB Manual EV:+0.67 / H-Tn:+1 S-Tn:+2 SH:-2

そして、このFUJIFILM X-T10というカメラは「水滴のある景色」ととても相性が良いような気がします。なんというか、特に蓮のような葉や花びらに乗る水滴との相性がなんとも言えない綺麗さを出してくれるというか。

X10T5842
FUJIFILM X-T10 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR sspd:1/500 F13 ISO6400 Velvia COL:+1 WB:Custom Manual EV:+2.33 / H-Tn:-2 S-Tn:-1 SH:+2

「水滴」や「水面上の波」と、とても相性がいいんですよね・・・。

上の写真のこれはちょっと濃くVELVIAで撮った絵で(拡大すると特にわかりやすいのですが)、花びらにうっすら水滴が垂れている感じなところが萌えポイント。
下の写真のモノクロでの「水滴の中の銀色の反射」や「水面の艶めかしさ」が出ていていい感じ。
PENTAX Qでは味わったことのないなんとも言えない、心地いい塩梅です。

X10T5873b
FUJIFILM X-T10 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR sspd:1/160 F22 ISO5000 COL:B&W Green Filter EV:+0.33 / H-Tn:+1 S-Tn:+2 SH:-2

X-T10に備わるフィルムシミュレーションっていう機能は、別にホワイトバランスを適当にいじらなくても、十分綺麗なんで、この機能があるだけでカメラを選ぶ一つの理由になります。特にProNegaは素晴らしく万能的でオススメ。色が派手すぎず、でもしっかり載る。彩度が強い絵は飽きやすいんです。
でも、SONYの絵みたいに全部彩度が足りないとそれはそれで後で調整必須になるので嫌。

その塩梅をわかってらっしゃる、ってのが ProNegaです。

でもまぁ、結局は自分らしい絵のためにそこから更に色を少しだけ変えちゃうんですけどね。
なんか、そのまま撮るだけでは「自分のもの」になった気がしないから。

X10T5898b
FUJIFILM X-T10 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR sspd:1/160 F16 ISO3200 ProNega.Std COL:-2 WB:Kelvin / H-Tn:+1 S-Tn:+2 SH:-2

と言っても、あらかじめ色々といじった中で、気に入ったものをカスタム登録の1〜7のどれかに放り込んでおくだけ。7でも足りないから16くらい欲しい・・・本当は。
そうすることで、自分のベースとなる何かのパターンが「今日、今、撮りたい空間」に合致しそうなものが見つけやすいのです。

選んだ後は、その時に合わせて微調整する。
いいものがあれば、それを再度カスタム登録する。そんな感じを繰り返してもう直ぐ1年になります。

X10T5947b
FUJIFILM X-T10 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR sspd:1/125 F7.1 ISO1000 ProNega.Std COL:-2 WB:Kelvin Manual EV:+1.67 / H-Tn:+1 S-Tn:+2 SH:-2

まぁ選んだ後ってのは、大抵は露出をプラスして薄くするかマイナスして濃くするか、っていう変更で何とかなります。もちろん、それに合わせて絞り値も変えていきますので、普通のカメラボディの操作なら「絞り優先モード」の多用でしょうか。
でも、場合によっては更にホワイトバランスを変更します。 

順番的には、軍幹部のシャッタースピードを変えて「どんな時を作るか」を決め、前面のダイヤルで選べるようにしたカスタムセットで影やハイライトの強さとフィルムシミュレーション設定を選び、その後に左手で絞りリングを左右にして背景のボケ具合のバランスを決める。
ずっと覗いているEVFを見ながら、その絞り値の具合を確認しつつ、露出ダイヤルを左右に変えて色のバランスを変更してシャッターを斬る。

こんな感じでの操作の流れが今の私のスタイル。そしてこのカメラ X-T10がバッチリ応えてくれて楽しくていい。
もしこれに ISOダイヤルが加わると、スピードのところで先にセットすることになるのかな。このスピードを出したいけど、どこまで持ち上げていいのかな?って。
その辺をはしょれ、そこがオートなのが楽チンでお手軽、そのバランスがあるから素晴らしいスナップへ繋がるんですよね、このカメラ。