こんにちわ

休みの日が近づくと「雨が降る」パターンの連続が多くて毎日更新が(・_・)な顔になりつつある状況です。いろいろ載せたいのに、このままだと鳥さんばっかりになりそう・・・。

ということで、こういう時はネコだ!

FUJIFILM X-T2 XC16-50mmF3.5-5.6OISII sspd:1/170 F5.0 ISO6400 F0/Standard Provia COL:High WB:Daylight EV:+0.33 SH:-2 ShutterType:Mechanical
#都合よく使うな・・・的な

と思ってネコを撮りに行ってきました。

晴れの日が増えてこないと、しばらく鳥・ネコ・鳥・ネコみたいな状況になってしまうかもしれません。

ところで、X-T2には現在致命的な不具合が1つ存在しております。
巷で言われる背面液晶の黄色さとかいうのは、まぁ、どんなデジカメでも起こりうる調達の問題なので、そのうち背面液晶とEVFの「色味」を調整できるメニューが出てくれるのを祈るとして、問題としているのはそれじゃありません。 

私が困っている不具合は、AF-C時でフォーカス優先にしていて、かつ瞳検出をONにすると記録される絵の露出が暴れる(極端にオーバーとなる)方です。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/125 F2 ISO1600 Velvia AWB DR:100% EV:-0.33 SH:+2 ShutterType:Mechanical
#ほう、聞かせてもらおうか・・・的な

オーバー気味の写真、これはこれで狙ってやっているならいいんです。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/125 F1.8 ISO500 Velvia AWB DR:100% EV:+0.33 SH:+2 ShutterType:Mechanical
#ふむふむ・・・的な

これもそう。あえてやっている時は気になりません。そりゃそうです。

でもね・・・、普通なら、こういう風に撮れるはずの猫ちゃんが・・・

FUJIFILM X-T2 XC16-50mmF3.5-5.6OISII sspd:1/170 F5.0 ISO3200 ProNega.Hi COL:High AWB DR:200% EV:+1 SH:-2 ShutterType:Mechanical
#なんざましょ・・・

AF-Cでフォーカス優先&瞳検出ONにしてしまうと・・・

FUJIFILM X-T2 XC16-50mmF3.5-5.6OISII sspd:1/120 F5.0 ISO3200 ProNega.Hi COL:High AWB DR:200% EV:+1 ShutterType:Mechanical
#!!!

こんな化け猫に成ってしまいます。

コレはあかん! 意図しない絵はあかん!

この不具合、瞳検出を顔検出ごとOFFにしていれば回避できます。顔検出そのものに不具合があるようです。
でも、AF-Cで動体追うのに勝手に追従してくれると便利なのにな、って思うところがあるので、かなり心残り。

まぁ、露出がオーバーになるのも「味」なのでいいですけどね。
でも、BOOST連写5fpsしたものが全部こんなんになってしまうのは、さすがにショボンってなります。
32GBのカード×2枚、4K動画少し撮って、FINE+RAWにしていると、すぐに満杯になるんですよ。
その満杯になる中に、あんな化け猫写真で埋め尽くされてしまったら、消さないと撮れないじゃないですか。
大切な時間を意図しない絵を消す時間に使うのは嫌なんですよ。時間制限のある撮影なんですよ。
一押しでずっと連写の20枚くらい連写するんですよ。BOOSTでAF意識したCLなんですよ。カード満杯エラーの対処に、この使い物にならない露出写真を消すのに何分も費やすわけです。

本当に勘弁です。これ。


FUJIFILM X-T2 XC16-50mmF3.5-5.6OISII sspd:1/110 F5.6 ISO6400 ProNega.Hi COL:+1 AWB DR:100% / H-Tn:+1 S-Tn:0 SH:+2 ShutterType:Mechanical
#なんとかしてほしいにゃん。

ちなみに、X-T2にXC16-50mm OIS II を使ってみたんですけど、結構いいかも。
何より「寄れる」ってこと。

やっぱりねぇ、Xマウントに私が切望するレンズって、16mm始まりでむちゃくちゃ寄れるレンズ、そんでもって、100mm付近までズームできるやつ(いわゆる16-85)。

レンズ交換したくない(やりたくない)場所で活きるレンズで、ある時はムッチャ寄れるやつで、ある時は逃げられない距離で撮れるやつ。寄りすぎちゃってもピンボケしない、かつ、少し逃げられても動画時にすぐ捕まえられる、そんな猫撮りにぴったり、かつ海外旅行とかでもずっと付けっぱなしにできるズームレンズが16−85のようなものに求めるものです。18−135mmじゃうまくいかないんですよ。18始まりなので。

X-T2に「黄色い背面液晶」と「こんな露出暴走の不具合」を数ヶ月も前からプロに使ってもらってたのに正せずに一般の私たちに提供してしまったんだから、Xマウントボディ大好きファンに「お詫び」としてそんな便利なレンズも作って欲しいものです(笑)

背面液晶が黄色いと、ホワイトバランスの色味が記録した色と違っちゃうので絵作り中心でJPEG一発撮りしている私みたいなのには結構困る問題でもありますが、まぁ、どれくらい黄色に転ぶか判っていればあらかじめ判断つきますし、EVFで確認すればなんとかなるし、もっというと光学OVFのカメラだったら同じようなことが常にあることですしね。

まぁ、言うなればミラーレスの売りが一つ消えるだけです。
それは酷いといえば酷い問題ですけど、ミラーレスなカメラでもありうる「当たり前のこと」とされ、もし「仕様」と言われてしまうようであれば、それは仕方のないこと。
よく確かめもしないで発売日に手にした買う側の責任です。

まぁ、でも、今日の写真、最後の以外、全部黄色くしてあるんですが、わかりますか。
背面液晶は極端な話、常にこんな風に見えてしまうわけです。これでちゃんとした色を想像しろって難しいと思いませんか。だからどこぞの掲示板で声を上げていらっしゃる方の気持ちも理解できます。
私は諦める方ですけど。


というか、私的にはそっちよりも「予期しない露出になってしまう」方が問題と感じてて、本当にこれは困っています。なんとかして欲しい。
瞳検出、結構便利に使ってるんですよ。blogにはアップしていないけど、ポートレート撮る時に。

ん〜、プロの人、誰も気がつかなかったのかなぁ〜、すぐに気がつく問題だったと思うけど。
とっても不思議なことでございます。
これらの問題、ある意味そういった人たちに矛先がいってしまわないか不安でもあります。

11/29 追記: この露出が暴れる不具合は、ファームウェアのアップデートで直るとのことです。
該当ページ http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/download/finepix/xt2firmware/download001.html