こんにちわ

先日、大田区で行われた「海苔網」を自分で作ろう、っていう体験に参加してきました。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/750 F1.4 ISO1000 ProNega.Hi COL:+1 WB:Daylight Fluorescent DR:100% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:0 SH:+2

巧くなると、こういうのも出来るようです。
ホワァ。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/1900 F1.4 ISO1000 ProNega.Hi COL:+1 WB:Daylight Fluorescent DR:100% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:0 SH:+2 

このクワガタのような編みを行う道具は「アバリ(網針)」と呼ぶようです。
このアバリを使い、麻紐やナイロンの糸を編むことで、ゴーヤやホップなどを育てるのに必要な「網」を作ることができます。

市販でよく売られているやつは、こうやって編まれているのかぁ、というのがよくわかる体験会でした。


これは達人が編んでいるところ。GIFアニメにしていますが、Safariだと上手く再生できないかも。
アバリと目板と呼ばれる白い板を使って編んでいきます。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/400 F5.6 ISO3200 ProNega.Hi COL:+1 WB:Daylight Fluorescent DR:100% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:0 SH:+2
初めは板に6回ほどくくりつけ、セロテープで固定、その後これを椅子などの足にくくりつけ、手際よく下から1回、上から2本つまんで1回くぐらせるようにして編んでいきます。
目板のサイズがちょうど網目のサイズ。
この板にきっちり合わせて結んでいくことで、必ず同じ大きさの網ができていくようになります。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/400 F4.5 ISO2000 WB:Manual EV:+0.33 SH:+2 cropped by MacBook

こんな感じでホワイトボードにも記載してり、プリントも渡してくれましたが、達人(元々は海苔を育てていた職人・生産者さん)の動きを真似るほうが習得は早いのです。

「カエル股」の編み方で続けていきます。
分解写真は「こちらの方がわかりやすい」かな?

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/400 F5.0 ISO4000 ProNega.Hi COL:+1 WB:Daylight Fluorescent DR:200% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:0 SH:+2 cropped by macbook

嫁さんが編んでいるところを撮ってみました。
出来上がりは下の写真のような感じ。

綺麗に広げていないので判りにくいかもしれませんが、「緑のカーテン」に必要な網が出来上がっています。
この技を習得することで、「好きな幅」と「好きな長さ」のカーテンを作ることが可能となります。
網の大きさ=目板の大きさ、横幅=何回組んで解くかという輪っかの回数(目板のcm幅✖️回数)、長さは何段にすればいいか、ってことです。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/400 F2 ISO3200 ProNega.Hi COL:+1 WB:Daylight Fluorescent DR:100% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:0 SH:+2

応用すれば、こういった飾り物にも使えるとこと。
こちらは輪っかにするところがちょっとコツがいるようです。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/1900 F1.4 ISO1000 ProNega.Hi COL:+1 WB:Daylight Fluorescent DR:100% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:0 SH:+2

私もチャレンジしてみました。
が、一回一回の編むところは覚えていても、どこかで網目の順番を飛ばしていたり通していなければならないところに通っていなかったり、と、結構集中力と丁寧さを要求される作業で、何度も間違っては解いて戻ってやり直し、を繰り返しました。

なかなか難しいです。

このイベント、東京の『大盛り海苔のふるさと館」にて毎年やっている感じなので、ご興味があればご参加して頂ければと思います。
ガーデニングにきっと役立つと思います。