こんにちわ

 6月の時期は紫陽花と梅雨、そんな日本です。

今日はいろんな紫陽花のバリエーションのお話です。
というか、後悔したスナップ写真の大量放出です(笑)

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/8000 F1.6 ISO500 ProNega.Hi COL:+1 AWB DR:200% EV:+1.33 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#たぶんシュガーホワイトあたり? かなり黄色くなくて白く透き通っていて珍しい

薄暗い曇りや雨の日に明るめのF1.4のXF35mmを持ち出してそこら中、そして母親の家にあるアジサイを撮ってみたはいいのですが、もう、踏み込んではいけない世界だったことに後から気がついて後悔の嵐です(笑)

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/200 F2.2 ISO500 Classic Chrome COL:+1 AWB DR:100% EV:-0.67 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#たぶん碧の瞳あたり? 

今までアジサイっていうのはあんまり良くみていなかった、というか、適当に額アジサイとか、まぁ、隅田の花火に代表されるような中央と外に花火のように広がる系統のアジサイで、後は色が色々あるんだな、程度に思っていました。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/250 F1.4 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:100% / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#たぶんババリア?と思ったが中央の色が若干違うので微妙 

ところが、今年何気なくあちこちでスナップしたアジサイ、よく見ると、ここ数年の新品種がたくさん。


FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/350 F1.4 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:100% / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#西洋アジサイ系の何か??

もう、この紫陽花の園芸品種名が何なのか、というのをインターネットの画像検索を駆使しても良くわかりません(笑)

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/220 F1.4 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:100% / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#これは栃木のきらきら星

今年出たばかりの新品種は、まだ調べると売り出し中なのかすぐに分かる感じで、しかも特徴のある花びら〜例えば、この「きらきら星」のようにフリンジの形が変わってたりするので、割と見つけやすいのですが・・・


FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/500 F1.4 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:200% EV:-0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#これはこんぺいとうかダンスパーティのピンク?

似たような亜種のものになるとお手上げ。

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/100 F1.6 ISO640 Astia COL:+1 AWB DR:100% EV:+0.67 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#こっちも「こんぺいとう」か「ダンスパーティ」?

もう、全然わからないヨー

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/450 F1.6 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:200% EV:+0.67 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#これはかなり珍しい・・・ピンクじゃない舞姫っぽい (1) 

よく母親が珍しいものを手にいれて育てるのですが、名前なんか残さないものだから時間の経ったものはもう全くわからない(笑)

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/100 F11 ISO800 ProNega.Hi COL:+1 AWB DR:100% EV:+0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#これも全くもって判らない・・・ピンクじゃないけど舞姫っぽい (2)

特に透き通るような色合いのものは見た目の色に忠実に撮っても、インターネット上の写真が本当の色かどうかもわからないのでその花びらの縁や形、花のつき方を参考に探していても見当たらなかったりしてワケワカメですヨ・・・

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/1500 F2 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:100% EV:-0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#もう、これはお手上げ、判らない

このようにアジサイは色や花の形が色々あって、そういうのに手を出していくことから、「浮気」とか、言われている、あまりいい花言葉を持たない花だそうです。
というか、浮気っていうか、本気にならずに手を出して覚えてもいない名前もわからない相手みたいな感じで酔った勢いの後の祭りみたいなイメージの方がぴったりなんじゃないかと、色々撮ってて思うわけです。

何せ、後からなんなのかを調べるのに花屋行っても良く判らないんですわ・・・

FUJIFILM X-T2 XF35mmF1.4R sspd:1/10500 F1.4 ISO500 Astia COL:+1 AWB DR:100% EV:-0.33 / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0
#シティーラインパリ?によく似ている強い感じではあります

でも、それだけ本気で調べると良いことがある・・・ということでしょうか。
浮気というイメージだけではなく「辛抱強い愛情」とか「元気な女の人」という意味もあるそうです。
ソリャァ、こんだけ種類や色があるものを根気よく調べられる人っていうのは、なかなかいませんよ。

・・・だから母の日の季節にも人気のようです。
そこに目をつけているのか、さらに輪をかけて毎年のように新品種が生まれ、そして知らない珍しい贈り物として、この時期にもてはやされているようです。


FUJIFILM X-T2 XF18-55mmF2.8-4RLM OIS sspd:1/105 F6.4 ISO400 劇画ベルビア DR:200% EV:+0.33
#これは銀河っぽいけど花びらが丸いので違う、なんだろう?

もう諦めて、忠実に色を撮ることをやめて、イメージ先行で色濃くしてみちゃいました。

そういやアジサイのテーマはなぜか発展してて、「家族」や「団欒」のイメージ、「団結」「平和」のイメージにもなっているようですから、花言葉もなんだかなぁって感じです。

だから撮る側の色も面白おかしく色を誇張して撮っても良いですよね・・・・。

FUJIFILM X-T2 XF18-55mmF2.8-4RLM OIS sspd:1/170 F6.4 ISO400 劇画ベルビア AWB DR:100% EV:+0.33 SH:+2
#これは万華鏡

ってことで劇画ベルビアでも撮ってみましたが・・・
うーん・・・

アジサイと人の心、作り手の心もそうですが、最近のアジサイはあまりにも品種が多く、そしてそれを求める人の心も移り変わりや見え方の違うものがたくさんです。
しかも近年出来た「万華鏡」や「きらきら星」という園芸品種は、今までと一線を画す形や色のアジサイを代表する代名詞になっている気がします。
これ同じ花の系統とか強引や・・・。
もうアジサイではないような気がしてきます。

人の探究心っていうのは恐ろしいです。
そして、このアジサイの世界は奥が深いです。

アジサイを適当にスナップすると、後で品種名もわからず後悔するということが、今年は非常によくわかりました。
みなさん、アジサイを記録するときは、その品種名に気を配るようにした方が良いと思います。

一緒に名前を撮る、または新しいT2のボイスメモ?を使えば良いんですかね?
そういやこのボイスメモ機能、どうやるか未だによくわかっていないや・・・