こんにちわ

X-T2を使っていて、基本は手ぶれ補正を必要としない、いわゆるシャッタースピードをできるだけ上げて、そもそもブレさせなきゃいいじゃん、っていうスタイルを覚えてきてはいるものの、やっぱり手ぶれ補正があった方がいいなぁ、っていうシーンっていうのがあります。

一番は「水」の流れを表現するときが多いのですが、これだと三脚使えば、というオチになってしまうので、その説明は割愛して、最近はっきり気がついた、とあるシーンの写真から。

FUJIFILM X-T2 sspd:1/300 Tamron B028 MF-LENS ISO400 COL:0 Adv.Miniature AWB DR:200% EV:+0.67

こんな感じで、街中でもなんでもそうなんですけど、電光掲示板がある景色。通常1/60s程度でリフレッシュされちゃうような遅めのタイプ、まるで旧世代のTV📺のような画面書き換えのものって、意外にも、今の時代でも結構使われていたりします。

ちなみに、このバスはトヨタの「水素エネルギーのバス」です。まぁ、時代が EV に向かってはいますけど、バスなどのような幹線的なものは最後に水になるだけのクリーンなエネルギー原資の乗り物って、重要だと思うのです。
で、そんなつい最近作られるようになっている新タイプのバスの電光掲示ですら、1/300sで撮っちゃうと、写真のように書き換えが見えてしまう(線が切れちゃう)。

この掲示板の場合、1/60s程度にしないと、キッチリ写真には残せなかったりします。

FUJIFILM X-T2 sspd:1/60 Tamron B028 MF-LENS ISO200 COL:0 Adv.Toy Camera AWB DR:100%  croped by macbook

街中を昼から夕方にかけてスナップしていると、結構な確率でこういう電子文字のキレっていうのを残してしまいます。
夕方でも、遅めで暗くなり始めると自然とシャッタースピードも落ちますので、なんとかなるか、そもそもブレて撮れないシーンが増えるので気にはならなくなりますけどね・・・。

こんなシーンのように、意外にも低速な1/80s〜1/50sくらいでの撮影ってのが必要なんですよね。 
そんなとき、手振れ補正機能がないレンズだと、100%無理と言っても過言ではないです。
今回は試験走行用のとある敷地内にある、完全に停まっているバスの真後ろにゆっくり立てるシーンでの撮影でしたから、マニュアル扱いになるtamronのズームレンズをつけて、手ブレなしでもスローでそれなりに撮れていますけど、普通の道路ではこんなことできません。

  * * *
 
さて、その敷地内での撮影ですが、水素車のイベントへの参加でした。
正直、水素はいいですよね。クリーンです。
EVは、原子力や火力の発電がベースにあるので完璧ではないです。



だから、本当は、水素や、正直いうと、バックトゥザ・フューチャーみたいにゴミをブチ込んでエネルギーにするバイオエネルギーに期待しているんですけど、時代は、まず、EVからになりそうです。
(もっともトヨタのハイブリッドに誰も勝てないから海外勢が巻き返しのために行った強引な施策な気もしますが)

 水素車って、どういう形で車に給油?給水?するの、って感じですが、入れ方はガソリンと同じ。

FUJIFILM X-T2 sspd:1/640 Tamron B028 MF-LENS ISO400 COL:Acros Green Filter WB:Kelvin Manual / H-Tn:+2 S-Tn:+1 SH:+2

こんな感じです。

FUJIFILM X-T2 sspd:1/640 Tamron B028 MF-LENS ISO400 COL:Acros Green Filter WB:Kelvin Manual / H-Tn:+2 S-Tn:+1 SH:+2

弁がちょっと違うくらいです。

また、スタンドも、数が少ないのですが、おんなじようなイメージで存在します。
 
FUJIFILM X-T2 sspd:1/32000 Tamron B028 MF-LENS ISO800 COL:Acros Green Filter WB:Kelvin EV:+0.67 / H-Tn:+2 S-Tn:+1 SH:+2

「ガス」スタには変わりがないんですけど、「ガス」がガス屋になるのがポイントですかね(笑)

FUJIFILM X-T2 sspd:1/8500 Tamron B028 MF-LENS ISO800 COL:Acros Green Filter WB:Kelvin EV:+0.33 / H-Tn:+2 S-Tn:+1 SH:+2

ちなみに、運転席には、ハイブリッド車と非常に似たパネルがあります。
H2Oの表記が目立つくらいですかね。

FUJIFILM X-T2 sspd:1/100 Tamron B028 MF-LENS ISO800 COL:0 Adv.Partial Color Blue AWB DR:200%

原理的には、水素燃料から蓄電するところまで、非常に今のハイブリッドベースになっている感じがわかります。ちなみにこれはトヨタのMIRAIです。

FUJIFILM X-T2 sspd:1/640 Tamron B028 MF-LENS  ISO400 COL:Acros Green Filter WB:Kelvin Manual / H-Tn:+2 S-Tn:+1 SH:+2

トヨタとホンダにそれぞれの水素車の設定がありますよね。
その水素車には「FUEL CELL」のマークがあります。

良いエネルギー車なんですけどね。

時代は一旦 EVへと行ってしまいそうな今日この頃です。
2020年のオリンピックの頃には、日本中でどうなっちゃってるのかな。

 個人的には、初代のAQUAに乗っていますので、最近ガッカリ砲なモデルチェンジがあっただけに、早めにAQUAのPHV車が出てくれないかな、って思っているんですけどね。
 1回で800km走れるこれに慣れちゃうと、EVの500kmは短くてね。

という事で、X-T2レビュー記事の時に書ききれなかった、遅く撮影したい時もある、の一つの説明でした。

過去のX-T2レビュー記事


 ▷3回目:AFと全体概要
 ▷2回目:APS-Cのセンサーの得意な処
 ▷1回目:カスタム設定のメモ
 ▷初夏の大アップデート
 ▷MF時の使いにくさ(改善済)
 ▷スティックのUIがイマイチ
 ▷UHS-II 256GBと互換電池
 ▷露出設定の暴れ(改善済)
 ▷連写・事始め
 ▷購入初回の雑感
 ▷オリンパスの照準器の記事

(おまけ)
  ⇒ 私が過去に使ってきたカメラ達