こんにちわ

カワセミチャレンジ記録の一つではありますが、カワセミに限った使い方ではないと思うこの色の調整の話をしてみます。

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カワセミを飛んでいる時や飛ぶシーンを狙っていく際、XF100-400mmでテレコンを使う距離感の前提では、まずもって2倍のテレコンでは暗くてお話にならないので、1.4倍のテレコンにする必要があります。



そして、それであっても、sspd:1/1000s を確保すると、どうにもF6.7 でISO8000 の世界まで引っ張られてしまいます。
1.4x倍の 560mm、35mm換算850mmの世界で贅沢を言うなと言われてしまえばその通りなのですが、それでもやっぱり、と言う気持ちがあります。



ですから、X-T2でさえ、飛びモノのカワセミを撮りにいくのには最後に色の調整をPCなり何かでやらないと良い感じの写真にすることは避けて通れません。 



通常、そういった際の最後の色調整は「PhotoShop」のようなツールを使って行っていくことが多いわけです。
でも、ちょっとした色の調整ごときに年間数千円〜数万円の規模の投資をするのもなんだかな、って思いませんか。
 
そんな時、この間アップデートされた Macの最新バージョンに備わる「写真」アプリを使えば、簡単に PhotoShopいらずの色調整ができてしまいます。

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トリミングは、iPhoneと同じように簡単なDrag操作中心で行えるほか、3:2などの箱の比率を調整する機能があります。

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#こちらはライトの調整画面

簡単にカラー調整や明るさの調整ができます。これだけで十分な色補正が可能です。
右のパネルにどれくらい変化するかの画像がありますので、スライドさせるだけです。

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 #こちらは「カラー」の調整画面。

こちらも同じでスライドさせるだけ。オプションを展開すれば彩度やコントラストの調整が簡単に行えます。

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ホワイトバランスも調整できます。
スキントーンなどに絞った調整も可能で、こちらもスライドをするだけ。
もちろん、機械任せの自動を選んでも十分な効果を発揮します。

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#レベル調整

レベル調整も全体的なところから、輝度だけの調整もできます。
一番右を山の麓に合わせるのが基本ですけど、真ん中の3つを微調整するとより良い輝度感になります。

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#レベル調整・RGB

もちろん、色を指定して調整することもできます。
こちらは輝度と考え方は同じです。各色で山の麓へポイントを調整させる作業を、色のそれぞれに行って全体的な色調整をリアルタイムで確認しながら行っていきます。

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#色のカーブ

色のハイライトとシャドウまでのカーブも、調整できてしまいます。
色のカーブを変更することで、ハイライトからシャドウまでの色のバランスやグラデーションの濃淡具合を調整できます。コントラストや彩度で一気に調整してしまうと色が破綻しやすいのですがカーブを調整すれば破綻を防ぎながら色の濃淡を変更できます。
コツはわずかに触る程度に止めることです。

マジで、PhotoShop(と言うかLightRoom)いらないじゃん状態。

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#色相や彩度の調整もできます。

色を掴んで特定の色だけを調整することもできてしまいます。
青みがかった写真を赤みがかった写真へ変更したりするのに使います。
セピア色の濃淡を調整したりする際によく使います。

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#シャープネス設定まで・・・

シャープさの設定もできます。色や形のくっきりさ、そのエッジを際立たせるとかの処理も、直感的にわかりやすいスライダー操作で調整されているのが本当に素晴らしいです。
まぁ、これもやりすぎないように気をつけます。

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#ビネット

ビネットは、簡単に言うとFUJIFILMのカメラで使われるアドバンストフィルターの「トイカメラ」です。
周りを暗くしてスポットライトを当てるようにする効果です。
残念ながら、白へのアウトはできませんが、トイカメラ効果が後から欲しい時も簡単に調整できます。
ポイントはトリミングを行なった後に使うことです。

FUJIFILM X-T2 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR + 1.4x sspd:1/1000 F6.7 ISO8000 Astia COL:+1 AWB DR:100% / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0 macbook retouched (ビネット付)

こんな風に、ものの数分もかからずに写真の色に関する調整は終えることができます。

わたし的には、こういった細かい調整ができると言うところだけではなく、これらのほとんどに「自動」オプションがあるところに着目しています。

Heart-of-Hesart-one


この「自動」オプションを「1:ホワイトバランス」「2:レベル」「3:カラー」の3つを押すだけで、簡単に暗くてなんだかなーって言う絵を一瞬で調整できるところがポイントです。

FUJIFILM X-T2 XF100-400mmF4.5-5.6R_LM_OIS_WR + 1.4x sspd:1/1000 F6.4 ISO8000 Astia COL:+1 AWB DR:100% / H-Tn:-1 S-Tn:-1 SH:0 Macbook retouched

暗く撮影されてしまう飛びモノ写真でも、3つのボタンを押して保存するだけ。
編集ボタン押してから5秒で色調整が終わると言う優れものです。
編集、3つの自動調整、完了、まで10秒かからずです。

こんなことが標準アプリでできてしまう世の中になったと言うところが、素晴らしいなあーって言うと同時に、こう言うのが世の中に望まれているのだなぁ、って言う実感です。
しかも、この自動の具合がなんともいい塩梅というか。

確かに、PhotoShop3.5とかを触っていたあの2000年の手前の頃から、もう20年ですもんね。
昔のPhotoShopではレベル補正の「自動」をするだけで山の麓にひょろっと合わしてくれ、それでも充分綺麗に見えていたもんです。そういやあの頃富士フイルムのイメージング部門にお邪魔して印刷写真用の環境を色々観させてもらってましたっけか。懐かしい。その頃から写真の追求してましたもんね、歴史があるって素晴らしいです。
にしても、それから随分時代がすすみましたよね。

OS標準でこんなのができてくるって言うのは、時代も変わりましたわ。
普通にノートで使う軽量マシンで15万のソフトのような加工のキモ部分を使えるようになるなんて。

ユーザーにとっては良い時代になりましたね。