こんにちわ

α7R3を使っていて、一番すごいなぁーって感じたのは、AFでもなく、画像でもなく『スタミナ』です。
いや、確かに、AFの速さもきめ細かい42MPの解像度もすごいんです。

でも、それよりも何よりも、電池の持ち。
これにいは驚きました。

電池


α7R3SONY NP-FZ100 : 7.2V 82.5g 2280mAh
X-T2FUJIFILM NP-W126S: 7.2V 47g 1200mAh

容量的には2倍近く。でも、もっと体感的には長く感じます。
あ、重さは手落ちの電池を実計測した数値です。

そこで、ちょっくら実験してみました。

お互いに、インターバルで3秒で背面液晶のみの状態でカメラをおきっぱなしにして無限撮影します。
X-T2のNP-W126S(これは新品を満充電して使いました)で電池が切れるところまで実験したところ、2時間11分後に約2,600枚弱で電池が切れました。

かたやα7R3ですが、同様の実験(電池は5回くらい満充電を繰り返しています)では、もう少し長い、3,300枚近いところで電池が切れました。

数値的には「すごい」という程の差はなかったのですが、連続ではなく実際に使ってみると、もっと長く持つ感じがあります。 

たぶん、α7R3の方がAFが速いので撮り終わるのも速い。
そして、α7R3の方が液晶が少し見やすい気がするので、その分撮り終えるのも早い。

あと、α7R3の方が重いので、実はそんなに撮っていない。

そんな感じですか。

実体験として、α7R3の方では、朝から撮り始めて3時のおやつごろに電池が切れる感じがするのに対し、X-T2の方はお昼前に電池が切れる、バッテリーグリップで3個にしてまる1日ようやく持つ感じ、 っていう体感です。
α7R3の電池は2倍近く重いですし、X-T2側は中華の1900mAhにすればもう少し長い気もするので、実質は容量分の差なのかな、って気もします。
(中華の電池は下手るのが早い感じもするので一長一短です)。

連続での実測では思ったより差が出ていない感じがするのが不思議です。

実運用として、嫁さんと一緒に同じ100-400mmのレンズを付け、鳥さんを撮るバードキャッチの散歩をすると、α7R3は電池の取り替えなしに半日が終わり、私のX-T2は電池2個、下手すると3個目に突入する感じです。丸一日のお出かけでは、α7R3は2個の電池で十分なのに対して、X-T2は3個以上持っていかないと不安。Boostを本当は使いたいだけに、これ使うと更に3倍マシになります。

流石にもうちょっと持って欲しいなぁ、とX-T2には思います。できれば、Boostした状態でSONYのNP-FZ100の3,000枚以上と同じくらい、近くは超えたい。

なにせチャンスが来るときに限って、電池を取り替えてるような気がするからです。

X-T3以降は、そろそろ電池を新しいのにしてもいいんじゃないかな、って思います。
どのカメラも同じで共通っていうのも捨てがたいんですけどね。電池2個より、容量を2500mAhくらいのものにしてくれた方が、製品の特性上そろそろいいんじゃないかなぁ〜って思います。

次期製品はブラックアウトフリーとか実現して欲しいですしね。
あ、もしかして、X-H1は126Sを本体に2個入れるのかな?