こんにちわ

この度、α7R3の機能設定集・かつ自分で覚えるためにまとめた「本」を、amazonのKindle版として出版致しました。これでデジタルセルフ出版は、「SONY CLIE しろクリ・ファーストガイド」「PENTAX Q: セルフラーニングガイド Q骨頂」に続き、第3作目となります。
 
 (参考:→ これまでの活動履歴)

この本は、下記の内容となります。
  • α7Riii本体の撮影準備における設定例と撮影におけるポイントとなる手引き
  • MENUから何番目の何処に何の機能があるか
  • カスタマイズの参考例、各種設定の参考例
  • ピント合わせにこだわった、筆者なりの工夫を紹介
まず大切なことですが、この「α7R3 スピードラーニング」についてはカメラに不慣れな方に向けた、操作ガイドはありません。

そもそもα7R3をISOやF値、そういったカメラ関連の基礎的な知識を全く知らない初心者がイキナリα7R3(レンズ含めて50万付近のコース)を買っちゃうケースっていうのは、「レアなケース」じゃあないか。
という考えが強いため、前回出版したPENTAX Qの「Q骨頂」のスタイル・・・初心者ガイド的なステップは「あえて」載せないことにしました。

具体的には・・・
  • ISOとF値とシャッタースピードの関係などに代表される「カメラ初心者」向けの基礎知識
  • ページ数を増やすだけで後から探すのに邪魔になる作例だけのページ
  • レンズごとの撮影シーン、レンズ毎のスペックシート
  • 「ゆるふわ」に代表される写真の撮り方のコツ・作品の仕上げのコツ
こういうものは一切ない、本当に設定画面を中心とした内容となっております。
しかしながら、例えば現在SONY外のカメラを使っていて、今度のα7R3が気になって仕方がない。

または、もう勢いで買っちゃった、みたいな人にとって、「事前準備」と「機能の入り切りの設定例」に特化した情報は、直ぐに使っていくために非常に有用だと考えています。

カスタマイズキーの割り当てサンプルなど、まさ私が知りたい・使いたいという情報を中心にまとめてみました。
というより、私がこの3か月間で得たα7R3の使い方のポイントをまとめたノートみたいなもので、例えばα7R3の使い方のコツを他の人に教えるならこの本を使って(教材的に)説明したい、そんな内容にしています。

本書の中で部分的に使用しているワンポイントなキャラクター「アルファ・ラビッツ君」も、このblog的には初登場!?です(笑)

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昨日のblogで(表紙も含め)急きょ掲載いたしましたが、アルファ・ラビッツ君に手伝ってもらいながら説明をしている本の中身、全体的な流れは、下記の形です。
  • 機器の各部の名称については、センサーや動く部分別記載
  • MENUボタンを押した後の機能の一覧表
  • 背面液晶とEVファインダー(EVF)の使い分けの再認識
  • バッテリー(スタミナ)関連の情報、後々に掃除をしたくなる際に必須のアイピースカップの外し方
  • フォーマットを避け、管理ファイルと一括削除の活用案
  • 連写とドライブモードについての知識
  • 最後に行きつくであろうマニュアルモード(PASMのM)は最初から使う前提で説明
  • AFについての知識とエリア・モードの違い、MFとの切り換えに便利な設定
  • 全般的なカスタムキー設定例、Fnメニュー設定例の記載
  • 全メニュー画面の設定における幾つかのポイント
スピードラーニングの極意は、「真似ること」。
まずは各設定を真似る処から始めるのが一番近道です。

そこで、全体を「解説付き撮影準備ページ」と「設定画面の設定状態まとめ」に分け、てっとり早く使う人には、後の設定例を真似るところからスタートする方法もオススメしており、解説ページでは、ちょっとした使い方のコツを実現させるための手順(準備)をベースに作成されております。

例えば、レンズにボタンがある純正のレンズを使っている人なら、そのレンズのボタンにどんな機能を割り当てたら使いやすいか悩むところだと思われます。
私の案は瞳AFではなく、「ど真ん中ピント合わせ」を設定する技で、かなりコロンブスの卵的な発想でど真ん中をワンボタンで合わさせるものです。これが、とっても便利だと自分では思っています。
このボタン、本来は動くAFをホールド(動かないように)するのが本来の役目ですが、停まっている小鳥を素早く枝潜りさせたい時など、この「ど真ん中ピント合わせ」を設定したワンプッシュ操作はシンプルかつ最も有効です。

このような設定やコツなどを本書では掲載しております。

 * * *

ここ最近のαシリーズは色々な面、特に操作面での変化が大きいです。
だから、と言うのもありまして、最初のラーニングにも使えるけど、後から悩んだときにも逆引き的に機能がどこにあるかを探す指針になっていける本。
そういうものを目指して製作しています。

長くなりましたが、本日から公開です。

この土日の期間までは100円にて入手できます。それを超えた先では873円となります。

前回の出版作品、お陰様で好評な「PENTAX Q ラーニングガイド:Q骨頂」ように、このα7R3本体の使い方、コツをまとめた「α7R3 スピードラーニング」のkindle版も、皆様に気に入っていただけるよう頑張ってみましたので、お気に召して頂けたら今後の励みになります。

何卒、よろしくお願いいたします。

リンク:「α7R3スピードラーニング」(amazon Kindle版)iPhoneやiPadのアプリでも読めます。

α7R3SLG


ここまでは最初の案内。

α7R3SLG-5

α7R3SLG-6

この先はサンプルページです。

α7R3SLG-22

α7R3SLG-32

α7R3SLG-51

α7R3SLG-60

全体的には、こんな感じでまとめており、だいたいカメラを触りながら半日でおおよその感覚が身につくと思います。

  リンク:「α7R3スピードラーニング」(amazon Kindle版)

設定の気になる部分をサクッと真似ることでも、α7R3の機能がわかった感じになると思います。
 
a7Riiiを買ってはみたものの、なんとなくコンデジ的にしか使っていないんだよな、とか、良さそうなので買ってみたのだけど、私みたいに違うメーカーから飛び込んだため、結構使い勝手に悩んでる。というような人は、是非とも「スピードラーニング」で最初の知識を手に入れてみてください。

よろしくお願いいたします。

2019.5.10 追記:

firmware 3.00に対応した改訂版を公開しました。少しの改訂ですが、最新の画面となります。
kindleの同期(場合によっては一度端末から永久ではない普通の削除)をしていただくと、動物瞳AFを含む最新版へ更新されます。
FullSizeRender

今後ともご愛顧のほどよろしくお願いします。