こんにちわ
PENTAX Qのころは「ポケットにカメラもレンズも詰め込んで」的なことが多かっただけに、出かけるときは手ぶらで首から下げて、気軽におでかけ、的な動きが強く、身軽でいたいスタイルの私です。
ですので、本blogでは持ち歩く際のカバンについて、あんまり書いたことがなかったのかな、って思っています。
それを、この間にコメントを頂いて、はっと気がついたので、今回は、ミラーレスカメラにおける持ち歩き、カバン環境について書いてみたいと思います。
ちなみにいつもの如く、アフィ関係バナーなしです。カバンなんて自分の身体に合うもの使うのが良いので私と同じカバンを買ってね、なんてのはやりません。
そういうのは目で見て確かめるのが一番です。
■ミラーレスカメラにおけるカバン環境
私なりの結論【基本概念】
- なんでも1つに詰め込んで、ではなく必ず用途によってカバンを変える …ずっと歩きっぱなしなのか、小旅行(泊がある)かとか。
- カメラ2台なのか1台なのかを考える。1台につき、1つのカバンになるのがベスト 。
- 車移動か電車移動か、そういう基準で選ぶのではなく「撮影する時にカバンを置きっぱなしの場所が確保できる日か」ベースで決め、持ち出すカバンを決める。
この3点かなぁ、と思っています。
でも、究極の答えは、
『カバンでレンズを選ぶな、レンズでカバンを選べ』(キリッ)
ではないかと思います(笑)
ミラーレスの環境はリモコンを無線化出来たりそれをスマフォ代用も考えられます。
本体も小さいので全体的にコンパクトでまとめられます。
欠点は、電池は多めに必要になるかもしれません、って事ですかね。
でも、この電池をカバンに出来るだけ入れない、というのがキモなんじゃないかなって思っています。
では、大きく2つの移動について分けてみます。
【大きなタイプの選び方】
(1)安心して置ける場所(車等) or 泊あり
- 望遠レンズ+単焦点2本+ズーム1本が同時に収納できるものを選ぶのが良いかな、と。プロでないならそれ以上は1度に持ち歩かないようにします。外でガチャガチャは少ないに越した事なく、この発想は何をどう撮るかを意識づけるのをサポートしてくれます。
- カバンを置ける場所(車やテント)や宿に居るときに「その日のメイン1本」を決める 。これも動機は同じです。
- 長く愛せる色とか考える必要はなく、今、自分が使いたい色や埋もれたときに見つけやすい自分の色を選ぶ 方が良いです。
- 上と同じく望遠レンズ+単焦点2本+ズーム1本が同時に収納できるものを選びたいところですが、プロでないならそれより1本少なめに持ち歩きを考えたいところです。
- 常の場合、形状はリュックタイプが断然ベストです。肩掛けタイプはカメラストラップと干渉し使いにくくなり、機動力も落ちますのでオススメしません。
- 気軽なお散歩では、逆に軽い肩掛けタイプ一択です。レンズ格納は交換用1本まで(本数より重さを重視)にし、他に持ち歩くのは電池だけです。
- カメラは常に肩にかけて持ち歩きます。世の中のズレを見つけたらすぐ様安全を確保しつつシュートを目指します。
そこから小さく移動するときに「肩掛けタイプ」かカバンなしで電池だけポケットに詰め込むスタイルを選びます。
袋からの出し入れを少なくして落とす危険を避け、かつ電池交換はすぐさま行える、コレが結構大切です。
野鳥撮影のように、カバンを置き去りにしても近くに居られる、用心の心配が少ないところではすぐに準備ができるポケットが多めのカバンが役に立ちます。
街中は撮影に没頭できるよう、リュックにするかレンズを減らして手軽にしていきます。
但し、リュックは電車で座れるときに邪魔になるのであんまり好きじゃないかなぁ。
とはいえ、こう言った文字でダラダラでは、どんなものが良いのかわかりませんよね。
なので今愛用している3点を写真で撮りました。
まずは、旅行時、良く持ち歩くカバン。
ただし家⇒車⇒宿が中心で使っているもの。
アルティザン・アーティストのカメラバッグ「GDR-212N」系、限定モデル「GDR-212N-KK」(カーキ色)です。
これは2017年だったかな、トキナー限定販売したときに入手していたものでして、黒だとつまらないなあ、と思ってたところに発売されたのですぐ様にゲットしました。
ポイントとして、四方サイドにポケットが沢山あり、インナーの仕切りも十分。色も特徴的ってところでしょうか。
ポケットはファスナーで締めるタイプでもないので、細かいものをグチャグチャ入れるのは苦手です。
そういう持ち歩きは小さな収納を内側に放り込む必要があります。
結構丈夫で重宝しています。
充電器、リモコン、電池、テレコン2種をサイドポケットに放り込んでも余裕があるためここには何、というように収納の場所を決めておけます。
SONYのFE100-400mmを入れて、余裕の長さです。
でも、あまり大きさを感じさせません。
その気になればカメラ+超望遠+レンズ3本は余裕。まぁ、詰め込みすぎないことがポイントです。
仕切りの多さも重要なポイントですかね。
ただ、作り自体は普通。おそらくその辺の似たようなバッグを買っても同じじゃないかと思います。
このカバンの利点は望遠が余裕で入るのに大きすぎないっていうところと、四方のポケットですかね。後有名ブランドなので品質面で安心できるところ。
* * *
さて、もう一つ主として使っている、どちらかというと長時間歩いていくときに使うタイプ、 Lowepro ロープロ Pro Tactic BP 250 AW カメラバック バックパックタイプのご紹介です。
いわゆる「リュック型」となるこちら、こちらも超望遠を重視した大きさで、あまり大きすぎないもの、を選択しています。
外観はこんな感じ。
リュックタイプの場合、ポケットが多くても取り出す時に工程が多いし、逆に「落とす」危険を増やすため潔くスッキリしたものを選び、かつ置いたときに嵩張らないっていうのを重視して選んでいます。
そして大切なのは背面の配慮。
背中にレンズの角が当たるとか論外です。
できるだけ滑らず体にフィットしたり固定できるものを選ぶ方が、歩く揺れに対して素直に動いてくれるため、腰や肩に負担が少なくて済みます。
よく、腰の下までリュックをダラ~っと落として背負う人が居ますが、あれはカメラを大きく揺らすことになるし、体への負担も大きいため避けたいところです。
ブラブラせずキビキビ動けて、ポケットやファスナーの閉め忘れでレンズが飛び出ていかない(つまり外側には余計な窓はいらない)のが安心して歩けるポイントです。
良く使う電池などは服のポケットに入れておきましょう。
敢えてリアキャップはずした状態のXF100-400mmを入れて撮影。
2倍テレコンを想定した仕切り、1.4倍テレコンにしたときは仕切りを狭める、などの動作を想像しやすいようにしてみました。
とても余裕のある内部構造で、スッキリしているのがポイントです。
こちらの場合、ポケットがない分、下側にアダプターやらリモコンを入れるスペース、単焦点2本のスペース、ズームのスペース、と更に1つ空間が生み出せます。
例えば旅行で帰りにお土産を買って手提げて持ち帰る場合にはカメラを収納したいですよね。
そんなことも考慮したスペースを意識した作りが重要です。
結局持ち歩きで、特に手持ちスタイルが中心になる環境ですと、大砲を持ち歩くこともない前提なので、カバンの中身は使わないレンズを多く持ち歩かなければ、余裕ができているはずなんです。
この、レンズをしっかり選定するところが、
割り切って持っていくのが身体にも負担をかけずに、落としもせず、キビキビ動けるポイントではないかと思われます。
なにせPENTAX Kを使用したときに高価なズームを2本落としましたからね、あんな事になるのは避けたいです。
* * *
Loweproは似たようなバックパックタイプの種類がたくさんあるので悩みます。
これは個人の主観になりますが、できるだけポケットには落ちたらヤバい、大切なものを入れないようにしましょう。
そうすると、落ちてもいいものをポケットに、イコール、カバンにあるポケットに何を入れて、そのためのポケットの存在がどこまで自分に適しているか、これでカバンを判断するのがポイントかと思います。
さて、最後におまけ。
オロビアンコの普通の肩掛けバッグです。
初期にはカバンに目の前でハゲ頭の(笑)デザイナージャコモ氏の直筆サインまで書いてもらってあったものですが、これ、割り切って、使わないともったいないということでガンガン使っています。
もうサインはほぼ消えてしまった(笑)
このカバンにインナーを入れて使っています。
というか、このカバン普段のカバンとしての役割だと使いにくいんですよね・・・
レンズ用と割り切ると、ソコソコイケるので主にFUJIのカメラ中心で、単焦点レンズを最大2本持ち歩くのに使っています。
なかに、入れようと思えば3本入ります。
今のところ、散歩ではほとんどコレ。
レンズも、基本1本を付けて運用、サブに離れた焦点、例えば、16mm使うときには56mm、15-45mmの時には50-230mmをカバンに忍ばせる、みたいな運用です。
お散歩の時は、カメラ向けバッグを選ぶより自分で気に入ってるものにインナー入れて持つ方が色んなシーンや店に持って行けて良いからなんです。
と、まあ、あんまりまとまってない感じですが、今のカメラの持ち歩きの環境はこんな感じだったりします。
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