このα7RIVを導入するにあたり、色々なレンズを整理し代わりに3本のFEレンズを導入しました。
そのうちの1つは先にもお伝えしていた通り、今年8月30日に発売されたばかりの軽量(280g)なレンズ、FE35mmF1.8であります。
もうひとつのレンズは、FE16-35mmF2.8GMなのですが、それはまた今度にでも。
X-T3とボディ比較でたいして変わらない重さですが、そのぎゅっと詰まった形状からか今までのX-T3の感覚で持つと、α7R4の方が若干重く感じます。
SONYでα7R4の場合、手ぶれ補正機能も入っていますし、何より、フルサイズです。
また、61MPな高解像撮影に耐えうるしっかりしたレンズを導入したいだけに、特にその重いレンズをセットして使ってしまいがち、だから特に重く感じていきます。
便利なFE24-105mmなんかはレンズ単体の重さで663gもありますから、2つ併せるだけで余裕の1kg超え。
常に持ち歩くには体力がいるのはもちろんのこと、「落とさないように」とか、「ぶつけないように」などの要らぬ配慮まで付きまといます。
ちなみに、他のレンズ含め、ストラップや電池、カードを入れたうちのカメラの実測での重さはというと、以下のように・・・
- FE24-105mm込みのα7RIV 1,460g
- FE90mm込みのα7RIV 1,410g
- FE16-35mm込みのα7RIV 1,488g
- FE35f18mm込みのα7RIV 1,072g
- 対してXF12-45mm込みのX-T30 560g
X-T30のデフォルト環境に比べたらまだまだ重いのですが、まぁ、ギリギリ運用できなくもない範囲となりました。
先のYoutubeに開梱動画をアップした際に使用した門前仲町の梵字装飾が見事な深川不動尊。
α7R4で撮りました。
他にも煙どころや近辺の道などを撮ってみましたが、いい感じに綺麗に写ってきます。
あ、縮小アップになっていてすみません。
雰囲気ということで。
軽さはX-T3で画質良さめのXFレンズ運用しているのと大して変わらず、ラフにAFで撮っても、猫を狙っても、素早く瞳にピントが簡単にきます。
X-T3やX-T30ではピントについては良くなりましたが、こちらはレンズのボタンで簡単に『ど真ん中』を狙ったり、何もせずワイドで狙ったり、カスタムボタン押しながらシャッター優先撮影でねらったりと、カスタムセットを仕込むと素早い撮影が楽チンにできちゃいます。
FUJIFILM Xのカメラは色を簡単に変えて撮れるのが良い点ですが、SONYのα7RIVではピント面を楽に簡単に撮れる、この違いがあります。
そして手ぶれ補正と高い解像度。
ただし相変わらず軽くシャッターを切っていると2度押しのような現象が出ますが、デジタルだから後で消せばいいし、サービスショットと思ってこの現象については諦めています。
深く押し込まないと反応しないよりマシですし。
で、FE35mmF1.8ですが、同じような焦点距離に、下記のAF対応レンズが7本もあったりします。
- SEL3514Z(約22万円) 630g 径72mm 羽9枚 最短30cm
- SEL35F28Z Sonnar T*(約8万円) 120g 径49mm 羽7枚 最短35cm
- SEL35F18F(約8.5万円)280g 径55mm 羽9枚 最短22cm ←今回はコレ
- SEL35F18(約4万円) 154g 径49mm 羽7枚 最短30cm ※APS-C専用
- SIGMA Art35mmF14DG 665g 径67mm 羽9枚 最短30cm
- SAMYANG AF35F28FE 85.6g! 径49mm 羽7枚 最短35cm
- SAMYANG AF35F14FE 645g 径67mm 羽9枚 最短30cm
ずらっと並べてみると、APS-C専用の似たF1.8があるのが罠です(笑)
この焦点距離は軒並み最短撮影距離が30cmくらいのものが多いのですが、今回導入したSEL35F18Fは突出して「寄れる」レンズなことが最大の特徴です。
22cmというと、だいたいわたしのコブシひとつくらい。
掴みやすい感覚です。
また、AFの駆動はリニアモーターなため高速で静かな点も見逃せません。
SONYのEマウントには、こう言った、高品質で『軽い』フルサイズのレンズが少なかった気がします。
水滴をクローズアップできます。
コメント