こんにちわ

このα7RIVを導入するにあたり、色々なレンズを整理し代わりに3本のFEレンズを導入しました。
そのうちの1つは先にもお伝えしていた通り、今年8月30日に発売されたばかりの軽量(280g)なレンズ、FE35mmF1.8であります。

スクリーンショット 2019-09-16 10.53.16

外箱はこんな感じ。

スクリーンショット 2019-09-16 10.53.43

手に持ってみるとよくわかるコンパクトさ。

スクリーンショット 2019-09-16 10.53.57

ボタンが付いているのでα7R3や4でもボタンに機能をつけられます。
私のお得意の『ど真ん中フォーカス』も活かせます(笑)

FE35mmF18a
 

もうひとつのレンズは、FE16-35mmF2.8GMなのですが、それはまた今度にでも。


で、α7R4本体のみはカードやストラップ、電池等をセットすると、ざっくり600g。
X-T3とボディ比較でたいして変わらない重さですが、そのぎゅっと詰まった形状からか今までのX-T3の感覚で持つと、α7R4の方が若干重く感じます。
α7R4については、こちら。

SONYでα7R4の場合、手ぶれ補正機能も入っていますし、何より、フルサイズです。

また、61MPな高解像撮影に耐えうるしっかりしたレンズを導入したいだけに、特にその重いレンズをセットして使ってしまいがち、だから特に重く感じていきます。


便利なFE24-105mmなんかはレンズ単体の重さで663gもありますから、2つ併せるだけで余裕の1kg超え。

常に持ち歩くには体力がいるのはもちろんのこと、「落とさないように」とか、「ぶつけないように」などの要らぬ配慮まで付きまといます。


ちなみに、他のレンズ含め、ストラップや電池、カードを入れたうちのカメラの実測での重さはというと、以下のように・・・

  • FE24-105mm込みのα7RIV  1,460g
  • FE90mm込みのα7RIV  1,410g
  • FE16-35mm込みのα7RIV 1,488g
こんな感じで、ムッチャ重いのです。

X-T2にXF50-140mmをつけた時のような、あの辛い重さがデフォルトになってしまうのです。

なんか、こう、軽くてスナップに向く、それでいて61MPにも耐えられそうなレンズないかな~って検討してたら、・・・あるじゃないですか、新発売された、これ、FE35mmF1.8が。
  • FE35f18mm込みのα7RIV  1,072g
  • 対してXF12-45mm込みのX-T30  560g

X-T30のデフォルト環境に比べたらまだまだ重いのですが、まぁ、ギリギリ運用できなくもない範囲となりました。


先のYoutubeに開梱動画をアップした際に使用した門前仲町の梵字装飾が見事な深川不動尊


HUDIYSON1
SONY  ILCE-7RM4   FE 35mm F1.8  sspd:1/1000   F1.8  ISO100  COL:0 AWB  SH:0  resized

α7R4で撮りました。

拡大していくと、梵字の間に見える細い線まで見えていたのは先日の動画でお伝えした通り。

壁面を35mm、つまりFUJIFILM XF23mmF1.4のAPS-Cで使う感覚、これをそのままフルサイズでスナップしています。あのXF23F14の繊細さも、α7R4の解像感で置きかわりです。

また、周りに配置された、お像なんかも撮ってみました。


HUDOSON3
SONY  ILCE-7RM4   FE 35mm F1.8  sspd:1/8000   F1.8  ISO100  COL:0  AWB  SH:0    resized


他にも煙どころや近辺の道などを撮ってみましたが、いい感じに綺麗に写ってきます。

あ、縮小アップになっていてすみません。

雰囲気ということで。


HUDOSON2
SONY  ILCE-7RM4   FE 35mm F1.8  sspd:1/40   F13  ISO100  COL:0  AWB  EV:+1.3  SH:0    resized

軽さはX-T3で画質良さめのXFレンズ運用しているのと大して変わらず、ラフにAFで撮っても、猫を狙っても、素早く瞳にピントが簡単にきます。


X-T3やX-T30ではピントについては良くなりましたが、こちらはレンズのボタンで簡単に『ど真ん中』を狙ったり、何もせずワイドで狙ったり、カスタムボタン押しながらシャッター優先撮影でねらったりと、カスタムセットを仕込むと素早い撮影が楽チンにできちゃいます。


FUJIFILM Xのカメラは色を簡単に変えて撮れるのが良い点ですが、SONYのα7RIVではピント面を楽に簡単に撮れる、この違いがあります。

そして手ぶれ補正と高い解像度。


ただし相変わらず軽くシャッターを切っていると2度押しのような現象が出ますが、デジタルだから後で消せばいいし、サービスショットと思ってこの現象については諦めています。


深く押し込まないと反応しないよりマシですし。


で、FE35mmF1.8ですが、同じような焦点距離に、下記のAF対応レンズが7本もあったりします。

  1. SEL3514Z(約22万円) 630g 径72mm 羽9枚 最短30cm
  2. SEL35F28Z Sonnar T*(約8万円) 120g 径49mm 羽7枚 最短35cm
  3. SEL35F18F(約8.5万円)280g 径55mm 羽9枚 最短22cm今回はコレ
  4. SEL35F18(約4万円) 154g 径49mm 羽7枚 最短30cm ※APS-C専用
  5. SIGMA Art35mmF14DG 665g 径67mm 羽9枚 最短30cm
  6. SAMYANG AF35F28FE 85.6g! 径49mm 羽7枚 最短35cm
  7. SAMYANG AF35F14FE 645g 径67mm 羽9枚 最短30cm
ずらっと並べてみると、APS-C専用の似たF1.8があるのが罠です(笑)


この焦点距離は軒並み最短撮影距離が30cmくらいのものが多いのですが、今回導入したSEL35F18Fは突出して「寄れる」レンズなことが最大の特徴です。

FE35-22cm00
 Photo by iPhoneX

22cmというと、だいたいわたしのコブシひとつくらい。

掴みやすい感覚です。

また、AFの駆動はリニアモーターなため高速で静かな点も見逃せません。


SONYのEマウントには、こう言った、高品質で『軽い』フルサイズのレンズが少なかった気がします。


HUDOWN3
SONY  ILCE-7RM4  FE 35mm F1.8  sspd:1/80   F2.8  ISO100  COL:0  AWB  

こんな何気ない撮影でも・・・

HUDOWN3a
こんな細かいところまで写っています。
織り方がわかるくらいのきめ細かさです。

この下のオリーブの木の一部の写真。
ほぼ最短で撮影しました。

NIWA0
SONY  ILCE-7RM4   FE 35mm F1.8  sspd:1/640   F4  ISO400  COL:High  AWB  PictureProfile: PP2  SH:0  

雨に濡れたいい感じ。

このスナップの中に潜む水滴撮影についても、その取り出したいフレームを自在に変えることができるのがα7R4の特徴。
ベランダにあるオリーブなんですが、濡れたサンダルを使いたくなかったので手を伸ばして先ずは記録、後から欲しい部分を切り取るっていう使い方ができます。

NIWA0-1

35mmで撮ってるのに、後から雫中心のこんな切り取り、きめ細かい写真ができてしまいます。

NIWA1
SONY ILCE-7RM4   FE 35mm F1.8  sspd:1/500   F4  ISO400  COL:High  AWB  PictureProfile: PP2  SH:0  

こちらも同様。

NIWA2-a

水滴をクローズアップできます。
と言うことは、35mm域のマクロレンズなんて買う必要もなく、このFE35F18のレンズだけを持っていれば、重いFE90mmも持ち歩かなくてもいいかもしれません。

うーん、軽いは正義、それを実現してくれそうな予感、このα7RIV‼︎ と高性能な軽いレンズの組み合わせ。
新しい時代がやってきた気がしています。