この間から、α7RIVを新しく使用するにあたって導入した、3本のレンズの話をしています。
今回の3本導入で、うちにあるα7R4用のレンズは、こんなラインナップになりました。
- FE90mmF2.8
- FE16-35mmF2.8
- FE35mmF1.8
- FE24-105mmF4
- FE100-400mm
- FE200-600mm

今手元にある白い望遠レンズ以外のEマウントレンズはこんな感じで4本に。 一旦、これで高解像度での運用に必要なレンズ、揃えるものは揃った感じです。
ちなみに価格的な話をすると、α7RIVの本体40万+16-35mm:24万+FE35mm:8万+FE200-600mm:22万と、前からあるFE100-400mm:23万、FE90mm:12万、FE24-105mm:15万、テレコンも2つあるし、その他アクセサリーも一緒に全部導入したら150〜200万コースですね、これ。
古くからある機器材をほとんど手放して資金調達してるからできる技であって、ポイっとできる環境じゃないです。
つまりフルサイズにダイブするとこれだけの世界に足を踏み入れるってことです、ほんと怖い。
また、手放して再構築する環境の前提にある、Xマウントの待望のXF16-80mmF4も明日には発売される訳ですが、今回は発売当初から手に入れるのは見送ります。
今月は色々ありすぎで、身体の方が追いつきません。だから、X側にパワーを注ぐのはもうちょい後を考えています。
* * *
さて、今回はなぜα7R側に「FE16-35mm F2.8 GM」を選択したか、というところにポイントをおいていきます。
FE16-35mmF2.8 GMのスペックはこんな感じ。
- 絞り羽根 11枚
- 最短撮影 28cm
- 最大撮影倍率 0.19
- フィルター径 82mm
- 重量 680g
つまり、フルサイズで撮れば十分な広角域、APS-Cで撮れば基本的な標準域を全部カバーしてくれるF2.8のズームとなりえます。
a7R4で使う上で、これ一本でほとんどをこなせるベーシックレンズになりうるところがポイントで、この広い範囲をF2.8レベルの明るさで扱えると言うところが、ミソです。
一方で既に持っているFE24-105mmF4もAPS-Cで使う上では36mm-155mmくらいまでカバーできるので、広角を注視しないのであれば、こちらの方が万能。
普段のスナップにはこちらの方がわずかに軽くて便利で向いているので、まぁ、普通ならコッチの運用がデフォルトになるところですが・・・。
星空や広大な景色などで「あとちょい」の広角域、少し暗めの時に『やっぱりあとちょっと』が欲しくなります。
FE24-105mmF4ってのは特に広角域でもの足りないと感じてたんですよね。

と言う事で、いろんなものを引き換えにしてやってきた、FE16-35mmF2.8 GMの開梱です。

レンズケースもついてきますが、まぁ、使わないかな・・・。
付けっぱなしにしないで、もう1本持ち歩くなら使えるかもしれませんが、滑りやすいのでかえって落としそう。

GMレンズのフード、コレは良いです。
さて、撮って来た写真もいくつか載せてみます。
まずは青空。
SONY ILCE-7RM4 FE 16-35mm F2.8 GM sspd:1/320 F8 ISO12800 COL:High AWB EV:+0.3 SH:0(click to Original photo: Flickr uploaded)
夜の秋葉原ヨドバシ前でISO12800で撮ってみました。
もちろん等倍鑑賞するとジャギーさは出ていますが、ある程度縮小前提で使いますしね。
SONY ILCE-7RM4 FE 16-35mm F2.8 GM sspd:1/30 F3.2 ISO100 COL:0 AWB EV:+1 SH:0(click to Original photo: Flickr uploaded)
日中の店内スナップ・・・モノクロでアゲアゲで撮る感じにしても、メタリック感が綺麗。
使っていて愉しくて仕方ありません。
SONY ILCE-7RM4 FE 16-35mm F2.8 GM sspd:1/160 F2.8 ISO100 COL:High AWB Vivid SH:0(click to Original photo: Flickr uploaded)
日中のルリマツリ。後ろのボケ感が綺麗です。
色を濃くしても繊細なまま派手になる感じでものすごく使いやすい。
SONY ILCE-7RM4 FE 16-35mm F2.8 GM sspd:1/60 F2.8 ISO1250 COL:0 AWB SH:0(click to Original photo: Flickr uploaded)
ラーメン屋でのショット。
少し残念なのは、小さな玉ボケを作りすぎると、その丸がムムッと感じる汚さを出すことでしょうか。
まぁ、それよりも被写体に割と寄れる事もあってボケすぎちゃってピント面以外のボケコントロールが難しいです。
フルサイズのF2.8は難しいですねえ・・・。
APS-Cの時よりもボケの面積多くて、ボカし過ぎないバランスのF値調整が、まだまだ慣れません。
ちなみに本日の写真はFlickrへ久々にアップしておりますが、オリジナルはデータ量を相当食いますので、ギガ死にご注意を。
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