こんにちわ

皆さんはX-Pro3を買われましたか?

ん?

あぁ、今度出る DURA SILVERを待っているのですね(笑)

そのモデルもいいかもしれません。
あのシルバーモデルは懐古性もあるので、持っていると素敵です。

しかし、私は DURATICT BLACKモデルを買ってしまいました。

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このモデルの1番の問題は「脂汚れ」がムラになって残る点です。
でも、これがメリットっぽい良さ、というメーカーの謳い文句もあります。

うーん、なんだかその良さについてはよくわからない。共感できません(笑)

まあ、ツキナミですが、持つ側の素直な感想を言わせてもらえれば、このムラ、仕上げの波打ちよりも頭が痛い、わたし的には一番悩みの種であります。

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こんな風に、拭き取った部分と拭き取っていない部分の差が激しすぎます。
明るい方が、拭き取った部分です。

実はこの脂汚れになるムラについてですが、フトしたことを思いつきました。

全部を脂まみれにして、ムラを消す

コレですよ、コレ!

という事で、早速やってみました。

何をやったか。
実は「郷に入っては郷に従え」という言葉に倣って、全部汚してしまえ!ということを思いついたのです。

ということで、あちこちを指で撫でます。

ひたすら脂っぽい手でチタンの面の隅々まで撫でまわします(笑)

でも、なかなか脂をつけられないところがあります。

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このダイヤルの根元だったり、

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こういいった細かい隙間です。

そこで、こういうところは紙ナプキンを使って油を「載せて」塗ることにしました。

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どうですか?
全体に満遍なく脂を綺麗に塗れてくると・・・

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段々と気にならなくなってきます

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こんな感じでムラがあったものが、『全て脂まみれ』にしてしまうことで、オールマット状態へ、つまりムラが全く気にならなくなってきました。

こういうのは道具ですから、気にして使っていたんじゃ精神上良くないです。
だから、こんな感じでムラになる箇所の全てを汚しまくってしまえばいいのです(笑)

さて、これだけ汚して「ムラ」をなくしてしまえばコッチのものです。

皆さんもやってみてはどうでしょう?
ほら気にならなくなってくるでしょ⁉︎

全て満遍なく脂まみれのマット状態なボディの外観ができあがったら、この初期化作業は終了です。
コレでムラが気になることは無くなりますのでラフに扱えます。
どんどんと撮りまくりましょう(笑)

 * * *

こっからは最近撮り続けたショット達で、久々にどかっとアップしてみます。
また、先行してtwitterにも出していましたので観られた方も多いかも。
今回のスナップは「JR宇都宮駅周辺」や「ひたちなか」から「なかがわ水遊園」辺り、後はその辺の景色をXF23mmF2を中心にスナップしています。
そうそう全てblogのアップの関係で 3000x2000に縮小しちゃっています。
予めご了承を。


XP3F0120
FUJIFILM X-Pro3 XF56mmF1.2_R_APD sspd:1/2000 F5.6 ISO200 WB:Manual SH:-2

この辺はClassic Nega.あたりでカラークロームブルーを入れています。
いい色です。

昔ならPENTAXブルーのマジックがありましたが、今はFUJIFILMで撮影しています。
こんな色が出る日が来るとは・・・。

XP3F0191
FUJIFILM X-Pro3 XF56mmF1.2_R_APD sspd:1/250 F16 ISO200 WB:Manual SH:-2

シルエット的に使うことも出来るようになりました。
グレインエフェクトの粒子感もいい感じに入ってきます。

XP3F0276
FUJIFILM X-Pro3 XF56mmF1.2_R_APD sspd:1/1700 F5.6 ISO200 WB:Manual SH:-2

影を強くしてもいいですね。
このClassic Nega.はいろんなレンズで使える便利な色ですね。

XP3F0333
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/280 F4 ISO160 WB:Manual EV:+0.33 SH:-2

宇都宮駅近くのカフェ先で撮ったもの。

また、デパートの店のディスプレイも撮ってみました。
暗いところでも普通にこなせているので面白いです。

XP3F0334
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/60 F2 ISO200 WB:Manual EV:+0.33 SH:-2

親の家の庭先でも撮ってみました。

何気なく撮るだけで色が落ち着いてくれる、魔法のような絵作りです。

_X3P0376
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/100 F2 ISO160 AWB EV:+1 SH:0

ひたちなかに移動して港の露店。
ここでもClassic Nega. の色がマッチしてくれています。
こういった昭和感のある古臭のある場所では、このフイルムシミュレーションの絵がよく似合います。

_X3P0384
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/500 F2 ISO160 AWB SH:0

酢ダコも本来なら正月気分を演出してくるんですけどもこの絵で撮ると正月くささも消えてしまう感じです。

_X3P0392
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/250 F2 ISO160 AWB SH:0

で、やっぱりこのカメラで撮るからには「世界のズレ」をとらにゃぁ面白みがありません。

_X3P0430
FUJIFILM X-Pro3 Touit 1.8/32 sspd:1/4000 F1.8 ISO160 AWB SH:0

こういう面白いものを見つけてそれを「イメージバリバリ」にして10秒フローで撮る。
これこそが昔あった「Q骨頂」の精神。

それをようやくXのフィルムカメラで体現できる日が来るとは・・・
とても感慨深いです。

・・・ちなみに、これ、わざと暗くした撮り方をしているんですけど、被写体の露出を明るくするとこういう絵になってきます。

AUP

・・・実は不思議な絵が撮れています。 
宙に浮かぶ蛇口⁉︎

でもね、これを明るく撮ってしまうと、嘘くさくなっちゃうんですよね。

少し暗くして、敢えて目を凝らしてちゃんとみてみると、あれ?この「水」って・・・。
ってなる、それくらいの絵にするのが自分的には好きです。
だから、暗めで正解。
蛇口が宙に浮いていることよりも、水が流れているところにあるパイプの種明かし、その不自然感が出来るだけ出無いような明るさにして撮ってデメリットをメリットに変えて撮りたかったわけです。

それこそが〜さりげない世界のズレ写真。

_X3P0461
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/4000 F2 ISO1000 AWB EV:+1 SH:0

さて、場所を移動していきます。

久しぶりの「なかがわ水遊園」です。
Classic Nega.は雨の日とも相性が良いです。
冬に似合う色ですから、当然「雨」景色にも合います。
今までこんな雰囲気を出すのには露出オーバー気味にしてケルビンを2300近くまでもっていかないと出しにくかったのですが、それをしちゃうと一般色が載らなくなってしまうんですよね。

でも、Classic Nega.を使えば微妙な色乗りを調整できる。カラークロームやカラークロームブルーでさらに誇張できる。
プリント時に飛んでしまう微妙で透明的な色合いもグレインエフェクト誇張で残すことができる。

_X3P0473
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/120 F2.8 ISO400 AWB SH:+2

いやぁあ、楽しいです。
これ。

_X3P0479
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/160 F3.2 ISO400 AWB SH:+2 GalaxyBlack

黒に青を入れる私のGalaxyBlackもいい感じに出せるし、これをOVFでリアルの景色を見ながら小窓のERF機能を使って露出バランスを確認しながら仕上がりの絵を調整して撮れる。

すごいですよ、これ。

_X3P0545
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/58 F2 ISO1600 AWB EV:-0.33 SH:0

シロフクロウの影具合も同じく。
ベストバランスが一発で撮れるワケです。

私がずっと欲しかったカメラです。
ようやく出逢えました。

_X3P0632
FUJIFILM X-Pro3 XF23mmF2RWR sspd:1/60 F2 ISO1250 AWB EV:+0.67 SH:+2 GalaxyBlack

別にPhotoShopが要らなくなるわけではありません。
微妙に誤差の生まれる大胆な水平2軸の水準器は「誤差」を生みやすいですし、blpgを考慮すると縮小作業も避けられません。

_X3P0646
FUJIFILM X-Pro3 XF56mmF1.2_R_APD sspd:1/60 F1.2 ISO500 AWB SH:+2 GalaxyBlack

でも、後から色をいじる必要はほとんど無い。
撮る瞬間に完成しているからです。

_X3P0653
FUJIFILM X-Pro3 XF56mmF1.2_R_APD sspd:1/110 F1.8 ISO400 AWB EV:+0.33 SH:+2 GalaxyBlack

さて、今回は Touit 32mmやXF23mm、XF56mmAPDとメインどころを色々織り混ぜて撮影してきました。
リアル世界をどう残そうか、その比較が簡単にできる実に素晴らしいカメラです。

ただし、幾つかは気になった点がありました。
  • アドバンストフィルターを選択しちゃうとERFの小窓が使えない
  • QメニューにISO AUTO設定切替をセットできない
  • 23mmのレンズで近接するとやはり視差の関係か、右下の小窓がうまくいかしきれない
  • 欲を言えば30mmのパンケーキなF2クラスな絞り環R付きレンズが欲しい
てなところですか。

背面液晶である hidden LCDは、iPhoneXへの自動転送リズムも判ってくると撮った写真が何もせずに〜多少の時間ラグがあるものの〜しばらくするとiPhoneに転送されてくるため、再生確認やTwitterへの展開にすぐに使えるのでせっかちな人でなければ大丈夫。

背面の液晶が簡単に使えなくなったことで、むしろiPhoneへの転送機能が活きてきたような気もしてきます。

こういうのもひっくるめて、全体的にはバランスの良いカメラに仕上がってきたなぁ、と思う次第であります。

でも、X-Pro3は、せっかちな人には向かないよ(笑)