こんにちわ

最近はできるだけX-Pro3を持ち歩こうと思っているのですが、なかなかスナップしにいけない状況です。

それだけでなく、カメラを持ち歩いて写真を撮ることが「やりにくくなった」感じも受けます。

私はスナップ写真をベースに愉しんでいるのですが、その際にいつも気をつけているのが私自身が提唱している10秒フロー。
この中でとても大切なこと、それは「発見」したときにまず真っ先に考えなければいけないことで「写真の公開先」への意識です。 これを「撮る前から意識」していかないと、今の日本では好ましくありません。

 
10secFlow
(なんども掲載していますが・・・) 

この10秒フローで世界のズレを探して撮る、その際に「公にしていい写真か否かを意識して撮る」〜10秒の中で〜、と、こういうったことを色を考える前にまず考えることが大切です。

これは PENTAX Q Blogのころから唱えていたことです。
もうかれこれ5年も前から、素人の私ですら気をつけて遊んでいるのに、プロ写真家が「プロだからまかり通る」、みたいな気持ちで「盗撮的な写真を撮る姿」を世間に出す、そんなことはあって良いはずがありません。

これから撮る写真を「blogで使える対象か?」「公開しても平気なのか?」「自分の記録レベルで納めておくべきなのか?」等、自問しながら撮っていくのが、現代の日本におけるスナップ撮影の心の基準です。
もちろん、自分の中で楽しむレベルであっても、相手が嫌がっているならばその場で謝れるぐらいの気でないといけないと思いますし、それを許諾なしに一般に公開していくことに最大限に気をつけていかなければならない。
そして、そういう時代になっていることを大人子供・プロアマ問わずに自覚の必要があります。

新しいカメラの宣伝の際にストリートスナップが「素晴らしい」という考えを説明したかったのでしょうが、「人が嫌がっているところに、わざわざ立ちはだかって!写真を撮る」行為を「お芝居」でもなんでもないのにやってしまうこと、そしてそれを公共の目に晒して利益を得ることに繋がっていく行為をすることは、・・・これはマイナスの効果しか浮かびません。

今回、富士フィルムの広報がやってしまった「スタイルの押し付け、奢り」は、私にとってかなりガッカリするものでした。
正直、せっかくX-T2、X-T3、X-Pro3と築き上げてきた「良き異端のカメラブランド」の価値観を、いっきに下げてしまう行為であり、かなり残念な行為だったと思います。

_X3P1232
FUJIFILM X-Pro3 XF60mmF2.4RMacro sspd:1/280 F5.0 ISO320 ProNega.Std COL:+1 medium high AWB DR:200% EV:-0.33 / H-Tn:0 normal S-Tn:0 normal SH:0

どうしても撮りたいなら、少し仰向けに撮る方法もあります。

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FUJIFILM X-Pro3 XF60mmF2.4RMacro sspd:1/60 F9 ISO1600 COL:0 normal Adv.Miniature AWB DR:200% EV:-0.67 / H-Tn:0 normal S-Tn:0 normal SH:0

ナンバープレートが写ってしまう場合には、Photshopなどで消してから縮小する、という方法だってあります。
高いところからミニチュア効果を出すときなんか、後からこの工程は外せません。
まぁ、まれに忘れちゃう時もありますが・・・ 利益に直結する本などで使う写真にはできるだけ配慮しているつもりです。

久しぶりに浅草に出かけたので、着物姿の女性とか撮って行こうかな?
人力車の写真でも・・・、などと考えていましたが、くだんの騒ぎになっている直後だったので自粛してビルの上からの撮影中心に切り替えました。

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FUJIFILM X-Pro3 XF60mmF2.4RMacro sspd:1/220 F16 ISO320 COL:0 normal Adv.Miniature AWB DR:200% EV:-1.33 / H-Tn:0 normal S-Tn:0 normal SH:0

実は広角で道路から撮った写真もいくつかあったのですが、人が写っているので怖くて使えなくなってしまいました。

間違えたプロモーションをしてしまうと、ユーザーにこんな制限をつけてしまうのです。


_X3P1149
FUJIFILM X-Pro3 XF60mmF2.4RMacro sspd:1/300 F16 ISO160 COL:0 normal Adv.Miniature AWB EV:-1.33 / H-Tn:0 normal S-Tn:0 normal SH:0

ですので、本日は機械的な構造物を中心にアップしております。
なんともはや・・・。

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FUJIFILM X-Pro3 XF60mmF2.4RMacro sspd:1/240 F9 ISO320 F0/Standard Provia COL:+2 high WB:Kelvin DR:200% EV:-0.67 / H-Tn:0 normal S-Tn:0 normal SH:0

でも、まぁ、浅草には「川」があるおかげで、のんびり撮影ができます。
暗がりになっても、X-Pro3なら、ISOダイヤルを摘み上げるだけ。

まぁ、川にいる鳥さんを撮るのに、シャッタースピードを上げたいときは真ん中のノッチを押しながらやらないといけないので、すこし面倒っていえば面倒なのですが、その辺は仕方ないところです。

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ボタン周りもだいたい落ち着いてきて気軽に撮れるようになってきたので、あとは「色」問題だけですかね。
正直、ミニチュアモードだけは「X-T10」の頃からあまり変わらない「濃いコッテリな色と明るさ」が残っているので助かっています。

やっぱりグレインエフェクトのおかげで「透き通る透明感」的な色になってきているし、さらに「カラーChromeブルー」のおかげで使うと何でも「クラシックネガ」風の色合いに近づいてしまうところもあります。
ブルーを入れると空が綺麗になる反面、写真がくすみます。 なかなか色の使い方が難しい。

今まで使っていたASTIA COL+1の設定も、グレインエフェクトを若干いれるならCOL +2にしていかないとダメな気がします。
どうにもこうにも、色が思うようにならない。
でもhiddenLCDなので開かないとイメージが合っているかどうかをすぐに確認できない。
落ち着いてしまえば、または「クラシックネガ」で撮りたい、という時には『全く困らない』んですが、そうしたくない時にかなり難しい”じゃじゃ馬”と触れ合っている気分です。

カメラにここまで振り回されるのは初めて。 自分の欲しい色で撮れないカメラって、どうしてなかなか難しい。
まぁ、X-T3の時の露出ダイヤルの使いにくさとは違って、操作形態で「う〜ん」というのはQメニューを開くときだけですかね。
誰かがどこかで話してましたけど、背面液晶でQメニューの操作確認ができたら良いのにな、ってこと、私も思います。

買っちゃったわけだし、できないのはできないで諦めて使うんですが、X-T4(X-H2)が近々にでるんだとしたら、普通にお勧めするのはそちらになるでしょうね。

でもなぁ、カメラブランドとして、ネガティブなイメージついちゃったし、出てくる新製品の価格がα7IIIと変わらないような価格帯だとどうなのかな。

なんにせよ、今まで優等生に見られてきたところに失敗が出てしまうと、一気に見下されるのが日本の文化です。
100回悪事を働く不良が犬を拾ったり大切にするのを1回するだけで「今までの悪事すべて帳消し、それどころかむしろプラス」に見てくれる日本文化なんですわ・・・、大丈夫かな? と、不安でたまりません。 

珍しく失敗して、まぁ、そういう時もあるよね、って大目に見てはくれず、1/100の良時で良い人と認識を変える文化なんですよね、この日本って。

変なポリシーをたまに見せて「変態」ここにありき、という訴求は素晴らしい、と思いますが、いきすぎちゃって、今まで大切に築いてきたものを一気に無くすようなことはしないで欲しいな、というのが、FUJIFILMのカメラの大ファンな私の、お願いの言葉であります。

  • X-Pro3よりその後にでる似たようなコンデジの方が製品価値がありそう。
  • X-Pro3も新型も、ストリートスナップを売りにしているのに、その売りで撮るスタイルが社会性で封じられてしまう。
  • その後続く新型も「今更感」が漂って、先端を進んでいる機種より遥かに高値
 こうなっちゃったら、仕方がないとは思いますが、ファンとしては、やっぱり本当にガッカリなんですわ・・・。